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意識を向ける

  • akiko
  • 2021年4月20日
  • 読了時間: 5分

こんにちは。すっかり暖かくなって、春の陽気ですね。


実は昨年から、Shampooの講座と並行してシュタイナーの講座を受けていました。

ルドルフ・シュタイナーは20世紀はじめのオーストリアの哲学者・神秘思想家で、アントロポゾフィー(人智学)の創始者です。

その思想は芸術、医学、建築、農業など様々な分野に及び、現代も「シュタイナー教育」を実践する学校や施設は全世界に広がっています。

これまでもシュタイナー関連のたくさんの本を読んできましたが、やはり本だけでは理解できないところも多々あり、

実際に授業を受けてみて初めて腑に落ちたこともたくさんあって、改めて受けてよかったなと思う講座でした。


その講座の内容も素晴らしかったのですが、今回集まった生徒さんたちがまたとても素敵で。

コロナ禍もあって、普段の講座より人数が少なめで、さらにウィルスの感染が拡大して途中から来られなくなってしまった方もいて、

とても少人数の集まりだった、というのもラッキーだったかもしれません。

半年の間、毎月2日間顔を合わせ、お昼も帰り道も一緒に過ごすと、お互い色々な話をするようになり、連帯感も生まれてきます。


中でも、ご自身の娘さんが発達障害を抱えているというあるお母さんが参加をしていて、彼女の授業に対する姿勢や発言に私は毎回感銘を受けていました。

シュタイナー教育というのは障害を抱えた子どものために生まれたものであるにもかかわらず、障害を持った子はなかなか受け入れてもらえない現状があったり、

また子どもをシュタイナー学校に通わせている親御さん達でも、中には認識が狭かったり歪んでいたりもするケースもあるようで、話を聞きながら変革の必要性を感じました。

今回一緒に講座を受けたその彼女は、娘さんが幸せに生きていくために自分は何ができるか、とても真剣で前向きでしたし、前回ご紹介した「かみさまとのやくそく」のように、彼女の娘さんは意味があって彼女を母親に選んできたように感じていました。

きっと彼女なら、今の状況をより良い方向に変えていけるはずだと、私も心から応援しています。


他の参加者も先生方も素敵な方々ばかりで、半年間のクラスの最後にはジーンとくるものがありました。

最終日、生徒たちで先生方に感謝の気持ちとしてお花を渡そう、と、お昼休みに教室を出て買い物に行きました。

さきほどの彼女は、その日財布を忘れて出てきてしまったようで、クラスに着く途中でご家族に2,000円だけ借りて、裸のお札のままバッグの内ポケットに入れてきていました。

2,000円あるのを確かめて、バッグを持ってお花屋さんまで来ましたが、気づくと2,000円がない!

「教室の玄関に置いてきちゃったのかも」と、とりあえず私がお花代を出して戻りましたが、やはり教室にもないのです。

そのまま午後の授業が過ぎ、それぞれに感想を述べて、素晴らしい半年間の講座の終わりは参加者みんなの心に温かい思いを残したわけなのですが、

私は彼女の失くなってしまった2,000円のことが気になっていました。

2,000円という額は、彼女にしてみてもそんなに大きな金額ではないかもしれませんが、それよりも失くしたか落としてしまったというネガティブな経験が、彼女の半年間のクラスの思い出に水を差してしまったら残念だな、と思ったのです。


そんなことを思いながら、生徒4人で駅に向かって帰る道すがら、「こんな強い風だから、落としたとしても飛ばされちゃったよね」なんて半ば諦めモードで、念のため道に落ちていないかチェックしながら歩きました。

私は、自分用のお花も買って行きたかったのでお昼に買い物をしたお花屋さんに立ち寄り、ここでも念のため2,000円が落ちていなかったか聞きましたが、やはりありませんでした。

そして、あろうことに私が先ほど金額を払い忘れていたことが発覚し(!?)なんともおっちょこちょいな自分に呆れました💧

そんな失礼をしてしまったのに、優しいお花屋さんは「戻ってきてくれなかったら、お金をいただく機会がなかったので」と、1本お花をサービスしてくださいました。本当に優しい。。。


そして、私がお花を選んでいる間、外で待ってくれていた他の2人のもとに戻って行った彼女は、まさに2人が待っていた店の外の鉢の下に失くした2,000円を見つけたのです!!!

そこはちょっとやそっとでは気づかないような、つまり、ただ通りすがっただけでは見つけられないような場所でした。




私が帰り道再びお花屋さんに寄り、彼女と、他の二人に「待たせるのは申し訳ないから、先に帰っててもいいよ」と伝えても「大丈夫」と待っていてくれて、

私のドジな支払い忘れの話を彼女が外の二人に伝えに行く、という、この行為のどこが欠けても、お金は見つけられなかったかもしれないのです。

そしてさらに私が感動したことは、この一連の経緯を、この場にいなかったもう一人の生徒さんにもシュアすべく、グループラインに送ったところ、

「みんなの意識が届いたのね!」というメッセージが返ってきました。当の本人も「みなさんの意識の集まりの奇跡です!」と言っていました。

普通なら、「すごい!」「奇跡だ!」「神様のおかげだ」みたいなことで終わってしまう出来事でしたが、

見えないものを感じたり、意識を向けることを大切にするシュタイナーの思想に触れてきたこのメンバーだったからこその言葉だな、と、そこにも感動してしまいました。


『自我の意識は個人から、集団社会、宇宙へと次第に進化していく』

これは宮沢賢治の言葉です。地球上の全く違う場所で、シュタイナーと宮沢賢治は全く同じことを唱えていました。

これこそ「集合意識」なのかな、と思います。


意識って、現実にこんなふうに結果として現れるのだなということを、とても自然に体験しました。

素晴らしい講座の、素晴らしい終わりにふさわしい、素晴らしい出来事でした。


「意識を向ける」「意識を変える」って言葉は世の中にたくさん溢れていますし、「意識が変われば周りも変わる」って頭では理解しているつもりになりがちですが、

本当に、そのような意識で“いる”ことってとても難しい。

一歩ずつでも、諦めず常に精進だなって思います。

BIGIN NOWでもShampooでも、意識に関する講座を開催しています。

是非、そういった講座をご自身の意識改革の味方につけてみてください。

 
 
 

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